体に良いこと

疲れがとれる睡眠

朝起きて、伸びをして「ああ、今日も一日何をしようか。○〇があって、楽しみだ」という日は、1年に何日あるでしょうか。
ゆっくり眠れた時は、力がわきますね。

逆に眠りが十分でない状態。
寝付けないで、悶々とする。寝つきはいいけれど、夜中や朝方、何回も目が覚めるなどは、朝はだるく感じ、疲れます。

「24時間頑張れますか」みたいなことでは、いつか、倒れてしまいます。これは、交感神経が働きっぱなしの状態です。睡眠は身体が休息に向かってリラックス状態に入る活動です。

昼の戦闘モード(緊張)から、いかにリラックス状態に入るかが、ポイントです。

この身体のon緊張⇄offリラックスに強く関わっているのが自律神経です。自律神経はon:交感神経⇄off:副交感神経と呼ばれる2種類の神経のバランスで簡単に言うと、それは「どこに血液を回すか」をコントロールしています。
寝る時にはoff:副交感神経=リラックスが主役になって、リラックスした時には、血液は”お腹”を中心に回るようになります。

疲れ(老廃物)を捨てて、最終的に血液を奇麗にしてくれるのは、              •肺や皮膚の呼吸→気体の老廃物を捨てる
•おしっこをつくる泌尿器→液体の老廃物を捨てる
•便をつくる腸→固体の老廃物を捨てる
などぜーんぶ”お腹”なのです。

だから、寝る時は、「副交感神経が働いてリラックスして”お腹”を中心に血液がめぐる」という状態になるのが本当だそうです。

ところで、「睡眠が浅くて朝から疲労感を感じる人、なかなか疲れが取れないと感じている人」の多くの方に共通すること、

それは、日々の生活の中でストレスを強く感じる、とか、パソコンを使ったデスクワークをしているというのが圧倒的に多いです。
イメージしてもらえる通り、ストレスもデスクワークも”頭脳労働”なのです。今の生活の中で、一番酷使して緊張・戦闘モードに入りやすいのは”頭”で、つまりそれは血液は頭を中心にめぐるということで、これが問題になります。

だから、
1.戦闘モードに入っている”頭”をリラックスさせる
2.お腹の働きを高めて、血液を”お腹中心”になるように促す

という両面から、副交感神経が働いてリラックスして”お腹”を中心に血液がめぐる」身体に促せれば、自然と疲れがとれる睡眠になっていきます。
そうはいってもこれだけ、”頭”を使う社会生活の中で、戦闘モードをoffにするのは、大変なことです。だから、多くの人が睡眠のことで悩んでいるのです。

だからこそ、疲れがとれる、良質の睡眠をめざしましょう。



つま先、気にかけていますか。

つま先・自分でも、あまり大事にしていない気がしますが、足の指が伸びない・足趾(ゆび)にタコができる・外反母趾・捻挫ぐせ・ふくらはぎなどの筋肉がつる・膝の痛みや変形・O脚・X脚・股関節の痛みや動きの悪さ など… 関係があります。

つま先に、体重をかけて、膝でバランスをとって、お尻というか、股関節を引いた感じで歩いている方も見かけます。

◆女性のハイヒールは、つま先で身体を支えています。 ヒールが外反母趾やむくみの原因になることがります。。

つま先で支えた身体を膝を曲げて動くような癖が強いと、膝周りの違和感や太ももの筋肉の発達や緊張を伴いやすくなります。

股間節を曲げて動く癖が強いとお尻が引けて、骨盤が前傾して、反り腰になりやすくなります。

これらは、下肢の安定性を無くし、不必要な緊張を引き起こします。

骨盤は【前傾】・【後傾】・【開き】やすくなることで、骨盤のなかで活動している消化器系や女性特有の生殖器系の血行不良や不調を引き起こしやすくなります。

◆ストレスや頭の使い過ぎがつま先に影響を与えます。

移動手段やコンピュータなどが普及し、以前ほど身体を使う必要性がなくなって頭ばかりを使っています。 人間が情報収集の大部分行っている【目】が前についていることからもわかるように、意が集中する場所は前になります。

頭が前に残ることで背中や腰が後ろに引けるようにしてバランスをとります。

これが首から腰にかけての姿勢や違和感の出やすい、「猫背」を自然と作りやすくします。

さらに頭は5㎏くらいもあるそうです。足裏は最終的に地面と接して身体を支えますが、その面、足の前にある部分は、つま先です。 つま先に支えを作りやすくなります。

◆食べ過ぎ・冷たいものの取り過ぎがお腹を縮めて腰を引きます。

お腹が痛いとき、体はお腹を折って丸くなります。 消化器系のストレス、負担は腰を後ろに引いて丸くすることが分かります。 腰を引いた分、頭は前に、足の支えも前に移ります。

◆不安や恐怖などの感情は腰が引けてしまいます。

怖かったり、不安だったりというネガティブな感情は無意識の内に腰が引ける姿勢を救ります。前に進めなくなったり、腰が重くなったりしますね。

感情、気持からも、つま先にかかってしまいます。

ストレス、食生活などのその人の内面の感受性も色濃く影響していることが分かります。

つま先に、影響があるということは、太ももにも影響があるということです。
ストレスやリラックスすることが、姿勢や身体の使い方を変えていくのにとても大事だです。

ハイヒールにも、ご用心を。


足湯・・風邪や疲れに

疲れているなあ・・だるいなあ・・風気味だな・・・そんな時、足湯はどうでしょうか。

お腹をこわしているような風邪の時は、脚湯「膝が隠れるまでのお湯」

呼吸器系の風邪の時は、足湯「踝(くるぶし)が、隠れる程度のお湯」

普段のお風呂より、2度くらい高い温度(42~45度位)のお湯に、足を4分から6分位入れて温め、最初の温度より冷めない様に、差し湯(熱めのお湯を時々入れる)をして温度を保つ。終わったら、足をタオルで拭いて、もし、片方が赤く、片方が白かったら、白い方の足をもう2分間、さらに1度温めたお湯の中につけます。

そうすると両足が赤くなるので、再び良く拭いて、水を飲んで寝ます。

(野口晴哉・整体入門より・・文面は、わかりやすいように若干変更しています)

私も、体調の悪い時にやりますが、暖まって眠ると、良く眠れ、結構疲れがとれます。今は専用バケツもあって、便利です。一度、試してみてはどうでしょうか。


水はごくごく飲まない

北海道の夏は短いですが、普段、暑くない、湿度が高くないことに慣れていると、7月末からお盆前の2週間位が、とても暑く感じられます。

汗をかいたり、冷たい水が欲しくなり、ごくごく飲んでしまいます。
体調管理もとても難しくなっています。

外は暑いのに、建物の中は寒いくらいの温度差があります。身体の皮膚が開いて熱を逃がしながら、さらに効率よく熱を捨てるために身体の水分を利用するのが汗です。

建物に入っていきなり温度が下がると熱処理のために、汗がが発散されずに身体に引っ込んでしまいます。この『捨てた水分』が引っ込んでしまうと身体にはとても負担になります。
また皮膚も開いているので、いきなりの冷気は一気に身体に入ってしまいます。

そのため、涼しい場所に入ったら、必ずしっかり汗を拭き、冷気に直接当たらないなど、気をつけましょう。

暑い時にごくごく冷たいものを飲むと、滝のように汗になって出てきてしまうのは思い当たるのではないでしょうか?

これは、水分摂取のスピードが速過ぎ、お腹が急激に冷やされて、水分がしっかり身体に取り込まれずに外に出てきてしまっている証拠。

お腹が冷えると
•お腹の動きが悪くなる→消化・吸収のチカラが劇的に落ちる
•お腹の働きは副交感神経(リラックス)が支配する→身体が緊張して皮膚も働かなくなる
•お腹が冷える→劇的に抵抗力が落ちて、普段防げるようなウィルスにも侵入される

せっかくの水分補給も飲み方によって、熱に負けてしまう『夏バテ』や『夏風邪』、『熱中症』を引き起こしやすくなる可能性も否定できません。

だから、水分補給は、一口ずつ飲む
•水も『栄養素』と考えて、少し口にためて唾液と一緒に飲む
•水分量を確保するのにこまめに、定期的に回数を増やす

こうすることでお腹に負担をかけすぎないで、水分を摂取できます。
いい汗かいて、 短い北海道の夏を楽しみましょう。


しゃがむ



今では、和式トイレを使わない人が増えているようです。使わないのではなく、使えないという事かもしれません。

先日、ある町の文化交流館のトイレに入ったところ、三つトイレの個室があるのに、一つだけに4人も並んでいました。

他は空いているのに、どうして何だろうと思っていたら、洋式を待っているのですね。

最近、小学生に水泳を教えている整体のお客さんと、話したことが浮かびます。
「子供がしゃがめない。」
いわゆる、ウンチングスタイルをとらせると、後ろに転んでしまう子が10人に2人はいるという話でした。
昔は、和式トイレで毎日鍛えられていたのにねえ と懐かしい話です。

体の不自由さがあると、洋式トイレは便利です。
しかし、日本人の暮らしぶりがあまりに変わると、その中で鍛えられてきた体の機能や心の育ち方も失われていくようです。

座ることによって、背筋を伸ばし、姿勢をよくして、腰をしっかり保つ。
体の要は腰といわれるように、それがくにゃくにゃしていると、心もしっかりしなくなる。
中心の力のようなもの。

古ければいいというわけでもないが、日本人の文化も、理に合っていたなあと思います。